LDLコレステロールを下げる薬と副作用

くすり

コレステロールが高くなる主な原因は、生活習慣によるものが多いとされています。
 
動脈硬化が進でる場合等は、病院でも薬の処方はしますが、多くは生活習慣の改善によってコレステロールを下げる努力が必要になります。
 
それは、LDLコレステロールは薬によって完治しなく、運動や食事などの生活習慣の改善が不可欠だからです。
 
更に薬によってLDLコレステロールを下げる効果の有る物と、HDLコレステロールを増やす薬が有り、病院によっても違うことを知らねばなりません。
 
コレステロールの基準は高LDLコレステロール値140mg/dI以上、低HDLコレステロール値40m/dI未満とされており、これに匹敵する場合は薬と共に生活習慣の改善が必要になります。
 

薬の分類と薬品名

スタチン系薬剤にはリピトール、セルた、リポバスなどの薬品が有りコレステロール生成の酵素を抑制しLDLコレステロール値を下げる働きが有ります。
 
陰イオン交換樹脂製剤の薬品にはコレスチラミン、コレスチミド、コレバイン等が有り、コレステロールの肝臓での再生性を促し、下げる役割を行います。
 
ニコチン酸製材はトコフエロール、ニコモール、ニセリトール等が有り、中性脂肪の生成を抑制しHDLコレステロールを増やす働きのある薬です。
 
フィブラート系製剤にはベザフィブラート、リピディル、フェノフィブラートなどの薬品が有り、中性脂肪を下げLDLコレステロール値も下げHDLコレステロールを増やす作用の薬です。
 
EPA薬も有り、イコサペント酸エチルと言う薬品で、青魚に含まれる不飽和脂肪酸で出来た薬で、血液をサラサラにし中性脂肪を下げる薬です。
 
小腸コレステロールトランスポーター阻害剤でゼチーアやエゼチミブと言う比較的、新しい薬も有ります。
 
それは肝臓から作られるコレステロールと食べ物から摂取するコレステロールの吸収を阻害しLDLコレステロール値を下げHSLコレステロール値を増やす事の出来る薬です。
 

副作用

それぞれLDLコレステロール値を下げたり中性脂肪を下げる効果は有りますが、多くの薬品と同じ副作用も覚悟しなければなりません。
 
スタチン系薬剤には腹痛や倦怠感、時によっては横紋筋融解症などを起こします。
 
横紋筋融解症は横紋筋が壊れてしまう病気で、筋肉痛や筋力低下、脱力感を感じたり赤褐色の尿が出たり、時として急性腎不全等の重篤な腎障害が現れることがあるので、早期治療が必要になり、すぐに病院へ行かなければなりません。
 
陰イオン交換樹脂製剤には腹部膨張感や便秘が有ります。
 
ニコチン酸製剤には顔が熱を帯び赤くなったり、ほてったりする症状が有ります。
 
フィブラート系製剤には肝機能障害の副作用が時折見受けられ、筋肉が痛んだり違和感がある事も有ります。
 
EPA薬も胃の不快感や吐き気を催すことが有り、食欲不振などを起こします。
 
小腸コレステロールトランスポーター阻害剤は食欲不振、便秘などの副作用が有ります。
 

まとめ

いずれにせよ病院ではLDLコレステロール値を下げる薬は、他にも色々とありますが、コレステロール値は薬を服用することで改善され、服用をやめるとコレステロールの値は元に戻ってしまい、副作用も伴うため慎重に使用すべきです。
 
米国では中高年女性にはコレステロール降下剤は不用と言われています。
 
それは、女性は閉経に伴ってLDLコレステロール値が30mg位が自然に上がる事から高LDLコレステロールと判定されないからです。
 
日本は、男性、女性、若年も老人も基準値は一緒で、閉経後の女性は高LDLコレステロール血症と判定されてしまいます。
 
いずれにしてもLDLコレステロール値を下げる薬には副作用も有り、更に、使い続けなければ効果が無く、服用をやめるとコレステロールの値は元に戻ってしまう物です。
 
LDLコレステロール値は食生活に起因することが多く、生活習慣と共に食生活の改善によって下がることが考えられます。
 
肥満の解消や禁煙、過度な飲酒の改善、適度な有酸素運動など、正しい食生活を送る事で避けられる症状です。
 
LDLコレステロールを下げる食品を積極的に摂る事や、LDLコレステロールを多く含む食品を摂らない事等を意識した生活習慣を送る事が大切です。

2015年8月13日 LDLコレステロールを下げる薬と副作用 はコメントを受け付けていません。 サプリメント 副作用